Our Services

アーク溶接安全特別教育

当協会では、6月(宮崎会場)7月(小林会場)1月(延岡会場)で開催しております。

アーク溶接の作業に伴い溶接装置の不備または保守の不良、溶接作業方法の不適切による作業者の感電、高所からの墜落、溶接中のアークによる火災や爆発などの重大災害が発生しています。そのため、労働安全衛生規則では「事業者はアーク溶接機を用いて行う金属の溶接、溶断などの業務に労働者を就かせる際には特別教育を実施しなければならない」と義務づけられています。アーク溶接作業者は、厳密には国家資格ではありません。そのためアーク溶接作業に従事する際は、資格ではなく「アーク溶接等特別教育」という特別教育の修了証が必要です。


溶接技能向上のための講習

当協会は、JISに基づき溶接技能者評価試験を実施し、資格証明書を発行しています。

試験は学科試験と実技試験で構成されますが、近年合格率は低下傾向にあります。その一因として、全国的な各種技能における指導者不足の深刻化があります。企業内での教育についても指導者が少なくなってきており溶接教育を受ける機会が減少していることが合格率低下につながっていると判断しております。

このような状況に対応するため溶接技能者の技能向上のための講習会を実施致します。溶接技能者の技能向上、スキルアップのために資格取得を目指す方へ要点を押さえたカリキュラムにより、分かりやすく、かつ合格を目標に指導を行います。JIS評価試験合格を目指す方にとって最適な講習内容となりますので、奮っての受講をお勧めします。

 

 


担い手育成事業

【中小企業等担い手支援育成事業】

厚生労働省委託事業です。

2019年度より本協会が日本溶接協会より再委託を受け3年目の最終年度事業になりました。

受講生は、約半年間でSA-2F又はA-2Fの資格取得のための

訓練を行います。

更に終了時までにSA-3F・H又はSA-2V・H資格取得を目指します

また、就労上必須な安全教育として

アーク溶接安全特別教育

自由研削砥石取替等の特別教育

ガス技能講習も同時に習得します。