【目的】

 近年、製造業、建設業界では深刻な人手不足が深刻化の一方、これらの業界は一定のスキルを有する技能人材が必要とされているため、技能人材の獲得が難しい状況です。また、未経験者を採用した場合でも、人材育成の確保・育成に課題があります。このような情勢を踏まえOFF-JT(教育機関による集合しての学科・実技教育)を行い、製造業や建設業界に必要な溶接技能者を育成し、定着できるためのプログラムを実施します。

【事業内容】

 JIS資格のSA-2FまたはSA-3Fの資格習得のための訓練を行います。また、プログラム終了時までにSA-2VまたはSA-2H、SA-3VまたはSA-3H資格の受検をしていただくことが目的として教育を行います。

就労上必須な安全教育としてアーク溶接、自由研削砥石の安全教育も同時に修得するプログラムになっております。

また、資格取得のJIS評価試験前の半自動学科講習も受講していただきます。

【カリキュラム】令和6年度(2024年~2025年)

 

項  目

安全教育/

学科講習

開講式(オリエンテーション)

9/21

①アーク溶接安全特別教育(3日間)

9/149/16

②自由研削砥石特別教育(1日)

11/15

③学科講習(修得度確認試験含む)

8/10

初級/半自動実技

SA-2FまたはSA-3F3日間)

9/219/23

②評価試験(1日)

延岡10/5 宮崎10/19

専門級/半自動

SA-2Vまたは2H

SA-3Vまたは3H専門級(3日間)

1/312/2

②評価試験(1日)

延岡2/8  宮崎2/22

 9月21日~23日に実技訓練開始!

講師は、日本溶接協会マイスターの原田 芳男氏(㈱アキタ製作所)と

中武 豊氏(オリンピア工業㈱)

6名の訓練生が実技訓練に参加し、JIS評価試験の合格を目指します。

  ※SA-2F(3名)、SA-3F(3名)

開講式へは、𥔎山理事長が来ていただき訓練生に向けエールをおくられました。

実技では、仮付け方法、本溶接での適切電流・電圧、溶接方法の説明、半自動溶接機の使用説明後、実技訓練開始。

訓練生の状況を見ながら適切な指導が行われました・ 

実技訓練の様子